メカニックの仕事
SUBARUのクルマは、国産メーカーでは唯一「水平対向エンジン」を搭載。他にも先進安全技術である「アイサイト」など、SUBARU独自の技術を採用しています。そんなSUBARU車を扱うことで、SUBARUでしか身につけられない技術が身につきます。
クルマはどんどん進化するため、メカニックも技術を磨き続ける必要があります。それに対しSUBARUでは、SUBARUの研修施設「スバルアカデミー」やそれぞれのディーラーでの各種研修、またメカニックの認定資格制度などを用意することで、継続的に技術習得ができるようサポートしています。無理なく、最新の技術に触れ続けることができる職場です。
SUBARUの認定資格はかなり勉強しないと合格できませんが、その内容は日々の業務で活かせることばかり。資格取得のために、というよりも自分自身の技術向上のために勉強しています。SUBARUは勉強し続ける環境が整っているのと、それを会社がサポートしているのが魅力ですね。
SUBARUディーラーのメカニックには、技術の高さを競う技術コンクールへの出場やニュルブルクリンク24時間レースを始めとするモータースポーツの現場への派遣のチャンスがあります。確かな技術を持っていることが必須となるため、日々の技術習得が欠かせませんが、特にモータースポーツの現場への派遣は、多くのメカニックが目指す憧れの場であり、モチベーションの源となっています。
技術コンクールの練習で、普段接する以上に様々な故障・不具合のケースの修理を経験しました。
これは、普段の仕事をする上でとても大きな自信になっています。
メカニックとして働き始めた方も、個々の目指す方向性や成長の度合いによって、技術を磨き続け整備士を極める、検査員資格を取得する以外にも、様々なステップアップの選択肢があります。例えば、クルマの点検・修理にいらしたお客様を受け付け、問診などを行なうフロントスタッフへの転向はよくあるケース。また、メカニック出身の店長も多くいます。他にもセールスに転向する、ディーラーの本社スタッフに転向するというケースもあります。さらには、SUBARUチーム全体でより良い商品・サービスを提供していこうという狙いから、株式会社SUBARU(メーカー)への出向もあります。
私は、現在、STCという株式会社SUBARU内の部署へ出向していますが、ディーラーにいた時には見えなかったメーカーの立場が理解できた点はとても大きな財産です。
私はメカニックの時から、お客様とのコミュニケーションに重点を置きたいと思っており、比較的早いタイミングでフロントスタッフへの職種変更をしました。
自動車整備工場の中は大きく「フロント(受付)」「整備作業場」「検査場」の3つのコーナーに分かれています。
最近のSUBARUディーラーでは、エアコンの設置やツール類の導入など、作業をするスタッフが働きやすく、効率的に作業できる環境の整備も進んでいます。
自動車整備士は、基本的な整備ができる3級から高度な整備ができる1級まで3段階に分かれています。
自動車専門学校などに進み、1級自動車整備士もしくは2級自動車整備士の受験資格を得て、国家試験を受け資格を取得するケースと、現場で実務経験を積んで国家試験を受験し、資格を取得するケースがあります。
SUBARU販売会社の場合、無資格の方でも、入社後にSUBARUの研修施設「スバルアカデミー」などで研修を受け、働きながら資格を取得できる会社もあります。
水平対向エンジンの整備技術が身につくのはSUBARUならでは。
そこに魅力を感じてSUBARUディーラーへの就職を決めたスタッフも多くいます。